注文住宅だからと、家族全員の希望を取り入れようとすると破産するでしょう。ですから、ソーラーパネルや蓄電池等必要な物以外はバッサリ切っていくことも大事です。大枠の予算をあらかじめ決めてしまってもいいかも知れませんね。そして「お金」をたてに、ばっさばっさと家族からの好き勝手な要望を切っていくことも大事でしょうね。そうでないと一戸建てマイホームの建設費用は青天井になってしまいますよ。
建設費用が支払えるのならば良いのです。けれどもわが家の場合は、一般的な世帯収入の家ですからね。予算はきっちりと決めてその予算内に収まる家を建てなくてはいけません。家族それぞれから希望があるとはいえ、全ての要望を聞き入れることは、到底できないことなのです。だからこそ、バッサバッサと切っていくことも大事なのです。
わが家の場合、それまでは一戸建て住宅について何も言わなかった同居の実母が、いざ家づくりが本格的になるとあーだこーだと要望を出してきたのです。申し訳ないですが、一室与えるのが精一杯でキッチンは一緒にしてもらいました。お金を出してくれるのでしたら、小さめのキッチンをひとつ作ることも検討したのですが、お金は一切出せないということで。それならばこちらも予算がありますので、希望を受け入れることができないわけです。家づくりは、家族間の意見の調整にも苦労した記憶がありますね。